当院の局所多汗症治療について

多汗症には全身に汗が増える全身性多汗症と、体の一部(手のひら、足の裏、わきの下)に汗が増える局所多汗症があります。幼少児期ないし思春期ころに発症し、手のひら、足のうらは精神的緊張により多量の発汗がみられます。症状の重い方では時にしたたり落ちるくらい汗が出ます。睡眠中には汗は止まります。また腋窩多汗症は精神的緊張や温熱刺激によってわきの下にたくさん汗をかき、下着やシャツにしみができることもあります。

当院では局所多汗症治療として、「水道水イオントフォレーシス」「塩化アルミニウム水溶液外用」「薬物外用療法」「A型ボツリヌス毒素製剤注射」「薬物内服療法」を行っています。汗の多い部位や症状の強さなどにより、患者さんとご相談しながら治療方針を決めていきますのでお気軽にご相談ください。